STC スバルテクノ株式会社
社員インタビュー 第1車両研究実験室

社員インタビュー

シミュレーション評価と実車評価、両方のスペシャリストに

K.M

第1車両研究実験室 
車両研究実験第4グループ
2019年入社

ドライバビリティと操作系の性能評価と認証試験

私が所属している車両研究実験第4グループは、車の認証試験に特化したグループです。私は主に動力性能や操作系の開発実験業務を担当し、実車とシミュレーションを用いてアクセルペダル、クラッチペダル、シフトレバーの性能評価と認証試験を行っています。入社した当初は実際の車両をつかった試験が主流でしたが、最近はパソコンを使ったシミュレーションツールによる試験が増えてきました。シミュレーションでの試験を行うことでコストや時間の効率化を図ることができ、操作したときの気持ちよさや、誤操作を防ぐ安全性の作り込みに時間をかけることができるので、よりよい商品づくりに繋がっています。

Job satisfaction

より幅広い領域で正確な性能評価を行い、お客様に安全を届ける

自分が試験を行った部品をお客様が操作してクルマを動かすので、日頃からお客様の命を預かっているという自覚をもって業務を行っています。また運転技術を向上させることも意識しています。私の職場であるスバル研究実験センター(SKC)では、テストコースを走行するためのライセンスがあります。正確に走行ラインを合わせられるか、一定のタイムで走り続けられるかなど操作の精度や、急な危険回避を正確に行えるか、スピードを出しても周りの安全を確認できるかなど様々な技量を求められます。最近、SKCライセンスが初級から中級にステップアップし、さらに試験できる領域が広がったので成長を実感しています。

会議風景

Challenge

実車でもシミュレーションでも、どちらの評価の質も高めていきたい

目標は、実車評価とシミュレーション評価どちらにも精通した技術者になることです。シミュレーションモデルを作るためには、今まで人の感覚に頼っていた部分も数値化する必要があるので、どういったメカニズムでその操作感が生まれるのか勉強して理解を深めなければいけません。シミュレーションで事象のメカニズムの理解が深まれば、今度は実車評価で気が付くことができなかったことにも目を向けられるようになります。実車評価とシミュレーション評価、両方の知見を活かして仕事の質を向上させることが目標です。

開発風景
未来の仲間へのメッセージ

未来の仲間へのメッセージ

新卒リーダーがゼロからしっかりサポートします

クルマにあまり興味がない方にもSTCはおすすめです。新人には必ず1人先輩社員がマンツーマンで指導してくれる「新卒リーダー」という制度があって、私が入社した時も親身になって、先輩が担当している業務を一緒にやりながら育ててもらいました。本当にゼロから教えてくれるので、知識が無くてもしっかり業務のことを覚えることができます。

休日の過ごし方

クルマの運転が好きなので、休日もドライブすることが多いです。友人と関東の色々な山道に出かけています。また、会社に入ってからはゴルフが趣味になりました。職場の仲間とも行きますし、高専時代の部活の友人で関東に就職した人も多いので友人ともよく一緒にコースを回っています。職場のある栃木県佐野市は美味しいお店も多いので、グルメも休日の楽しみの一つです。

愛車のインプレッサ

1日のスケジュール時計

一日のスケジュ時計

7:45 出社会社 8:00始業ですが、余裕を持って15分前に出社。
8:00~ 計測準備 試験車両の点検と計測器の設置。
10:00 試験ノートとペン 実験棟などで車両評価を実施。
12:20~ 昼休憩食事 昼食や仮眠をとります。
13:10~ チームミーティング 毎週月曜日に、業務予定の確認や困りごとについて相談。
14:30~ 試験ノートとペン テストコースなどで車両評価を実施。
16:00~ 計測データ確認ラップトップPC 計測漏れがないか確認し、データを解析。
17:00 退社家